UHS-I SDカードで十分だった話。高いUHS-IIを買う前に考えたいこと

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SDカードを買い足そうとしたら、思っていたより高かった。特にUHS-IIの128GBは、気軽に予備を増やすには少し重い価格になっていた。

そこで選んだのが、Nextorageの読込200MB/sクラスのUHS-Iカード。結論から書くと、週末の写真や標準的な4K動画なら、これで足りる場面はかなり多い。

ただし、万能ではない。UHS-Iである以上、カメラ側の設定や持続書き込みが必要な場面では限界がある。この記事では、実際に使った感覚と、UHS-IIを選ぶべき場面を分けて整理しておく。

NextorageのSDカードとmicroSDカード
今回見直したNextorageのSDカードとmicroSDカード。価格と用途のバランスを見て買い足した。
目次

先に結論。週末撮影なら高速UHS-Iで足りる場面が多い

用途判断
写真中心の撮影高速UHS-Iで十分使いやすい
Osmo Pocket 3などの4K撮影V30対応カードなら現実的
α7CRの150Mbps設定用途次第で使える
α7CRの200Mbps設定カメラ側でUHS-IIを求められるため不可
連写や高ビットレート常用UHS-IIを選んだ方が安心

読込速度の速さは、主にPCへ取り込むときに効く。撮影中に大事なのは、読み込みより書き込み。ここを混ぜて考えると、SDカード選びは少し分かりにくくなる。

今回の高速UHS-Iは、普段の撮影と取り込みを軽くする道具として見ればかなり良い。一方で、最高画質を常に使うためのカードとして見ると、UHS-IIの方が向いている。

今回見直したカード

今回見たのは、NextorageのUHS-Iカードと、参考用のUHS-IIカード。価格は購入時のものなので、今の価格はリンク先で確認する前提にしている。

カード種類公称値・用途
NX-M2CL128GmicroSD / UHS-I読込最大200MB/sクラス。Osmo Pocket 3用に購入
NX-F2CLSD / UHS-I高速UHS-IのSDカード候補
NX-F2SE128GSD / UHS-II読込最大280MB/s、書込最大100MB/sクラス。α7CR用の予備

UHS-Iの理論値だけを見ると、速さにはあまり期待しにくい。ただ、Nextorageの高速UHS-Iは、対応するカードリーダーと組み合わせることで読込200MB/sクラスを狙えるタイプ。ここは通常のUHS-Iカードと少し違う。

ただし、公称値はあくまで条件がそろったときの数字。どのリーダーでも同じ速度が出るわけではないし、書き込み速度とは別に考える必要がある。

NextorageのUHS-I microSDカード
UHS-Iでも読込200MB/sクラスをうたうカード。取り込みの待ち時間を短くしたくて選んだ。

CrystalDiskMarkで速度を見る

まずはPCで速度を確認した。CrystalDiskMarkは短時間のベンチマークなので、実際の長時間書き込みとは分けて見る。

カード読込書込見方
UHS-I NX-M2CL128G約180MB/s約157MB/s読込は公称値に近く、取り込み用として速い
UHS-II NX-F2SE128G約280MB/s約100MB/s読込は公称値どおり。カメラ側の安心感もある

UHS-Iの読込が約180MB/s出たのはかなり良い。従来の90MB/s前後のカードと比べると、PCへ移すときの待ち時間は短く感じる。

一方で、短時間のベンチで出た書き込み速度だけを見て「UHS-IIより速い」と判断するのは危ない。撮影で効いてくるのは、安定して書き続けられるかどうか。そこは次の確認が大事になる。

CrystalDiskMarkでSDカードの速度を確認
CrystalDiskMarkの結果。短時間の速度を見るには分かりやすいが、持続書き込みとは分けて考える。

h2testwで容量偽装と持続書き込みを見る

安すぎるカードで怖いのは、容量偽装。表示上は128GBでも、実際には最後まで書き込めないカードがある。今回はh2testwで、容量と持続書き込みも確認した。

カード確認結果持続書き込みの見方
UHS-I NX-M2CL128G容量問題なしおおむね30MB/s前後。V30相当として見る
UHS-II NX-F2SE128G容量問題なし高ビットレートや連写向きの余裕がある

ここで、UHS-Iカードの性格が見えてくる。読み込みは速い。短時間のベンチも悪くない。ただ、長く書き続ける用途ではV30クラスとして考えるのが自然だ。

つまり、撮影用としては「何でも高速」ではない。標準的な4K撮影や写真中心なら使いやすいが、高ビットレートを常用するならUHS-IIを選んだ方が気持ちが楽。

実際のカメラで使ってみる

Osmo Pocket 3では問題なく使えた

Osmo Pocket 3の4K撮影では、今回のUHS-Iカードで困る場面はなかった。撮影後にPCへ移すときも、従来のUHS-Iより速く感じる。

Vlogや旅行の短い動画を撮って、帰宅後に取り込む。そういう使い方なら、価格と快適さのバランスはかなり良い。

α7CRでは設定によって判断が分かれる

α7CRでは、150Mbpsの設定なら使える場面があった。一方で、200Mbpsの設定ではカメラ側からUHS-IIカードを求められる。ここはカードのベンチ結果だけでは決められない。

趣味の撮影で150Mbpsまでを使うなら、高速UHS-Iを予備カードとして持つ選択肢はある。ただ、最高画質や失敗できない撮影なら、最初からUHS-IIにしておく方が安心だ。

カメラ用SDカードの比較
カメラ側の設定によって、必要なカードは変わる。スペック表だけでなく、実際に使う記録設定で見る。

合う人、UHS-IIを選んだ方がいい人

高速UHS-Iが合う人UHS-IIを選んだ方がいい人
写真中心で撮る連写を多用する
Osmo Pocket 3やアクションカメラで使う高ビットレート動画を常用する
PCへの取り込みを少し速くしたい仕事や撮り直しが効かない現場で使う
予備カードを増やしたいカメラ側がUHS-IIを要求する設定を使う

自分の場合、全部をUHS-IIで揃える必要はなかった。メイン用途は週末の写真と短い動画。そこに高価なカードを何枚も足すより、使い分けた方が納得感がある。

ただし、UHS-IIを否定する話ではない。必要な人には必要。特に、カメラがUHS-IIを前提にしている設定を使うなら、そこは素直に従った方がいい。

今買うなら、必要な速度から選ぶ

SDカードは、安いものを選びすぎても不安が残るし、高いものを選びすぎても持て余す。大事なのは、自分の撮影設定に必要な速度を超えているかどうか。

高速UHS-Iは、安さだけで選ぶカードではない。読み込みが速く、普段の取り込みが少し楽になる。UHS-IIほどの安心感はないが、趣味の撮影ではちょうどいい落としどころになりやすい。

まとめ。必要な速度を超えたら、あとは扱いやすさ

Nextorageの読込200MB/sクラスのUHS-Iカードは、週末撮影にはかなり使いやすい選択肢だった。写真中心、Osmo Pocket 3、標準的な4K動画。こういう用途なら、価格と快適さのバランスがいい。

一方で、α7CRの200Mbps設定や、高ビットレート動画、連写を多用する撮影では、UHS-IIを選ぶ理由がある。安く済ませるために無理をするより、必要な場面だけUHS-IIを使う方が自然だ。

自分の使い方では、高速UHS-Iを普段用、UHS-IIを必要な撮影用に分けるのがしっくりきた。SDカード選びは、最高スペックを追うより、撮りたいものに合っているかで決めたい。

リンク先で最新価格と在庫を確認できます。

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週末に写真を撮ったり、ガジェットを試したり、旅行にでかけたり。買ってよかったものも、つまずいたところも、あとから見返せるように残していくブログです。

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この記事を書いた人

WPG | Makotoのアバター WPG | Makoto Webサイト『WeekendPhotoGear』管理人

システムエンジニアとして働く社会人。
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