今回の結論 「UHS-IIが高すぎる今、高速UHS-Iという選択肢」
2026年現在のSDカード高騰を受けて、私はNextorageの「読込200MB/s対応UHS-I」を追加しました。
「UHS-IIじゃないと不安」と思ってたんですが、週末に趣味で撮影する程度なら、この高速UHS-Iで十分でした。浮いた予算でNDフィルターやマイク買った方が、撮影の質は上がります。
ただし、高ビットレート200Mbps以上での撮影や、プロ用途で絶対に失敗できない現場では、やはりUHS-IIを選ぶべきです。
以下、実際に使ってみた詳細レビューと、今SDカードを買うべき理由をまとめました。
Osmo Pocket 3の4K撮影:問題なし
α7CRの150Mbps撮影:使える(200Mbpsは不可)
PC転送速度:従来UHS-Iの約2倍で実用的
価格:UHS-IIの約1/4(128GBで3,000円程度)
メモリ市場に異変?2025年Q4からの価格高騰はなぜ起きている?
2025年秋から始まった異変
去年まで5,000円台で買えたUHS-IIのSDカード(128GB)が、2026年1月現在で12,000円前後に高騰。しかも在庫切れが続出していました。
「ちょっと高いな」じゃなくて「えっ、倍?」って声が出るレベルです。
調べてみると、原因はAI需要によるメモリ不足・・
いつまで続く?2026年も厳しい見込み
業界予測では、AI需要は2026年も続くとされています。つまり、「安くなるまで待つ」戦略は通用しないかもしれません。
だからこそ、**「本当に必要なスペックは何か?」**を見極めることが重要になってきました。
救世主は「読込200MB/s」のUHS-I
UHS-Iの常識を覆すNextorage
UHS-Iの理論値は104MB/s。だから今まで「PCへの転送が遅い」と敬遠してました。
でも、Nextorage(ネクストレージ)の「NX-M2CLシリーズ」「NX-F2CLシリーズ」は違います。独自技術によって読込200MB/sを実現しているそうです。
今回導入したNextorageのSDカードたち

UHS-I:NX-M2CL128G(今回のメイン)

- 最大読込速度:200MB/s
- 書込最大速度:30MB/s以上
- ビデオクラス:V30(4K撮影に対応)
- 容量:128GB
- 用途:DJI Osmo Pocket 3
- 価格:¥2,970(2026年1月19現在)
UHS-II:NX-F2SE128G(α7CR向けに予備購入)

- 最大読込速度:280MB/s
- 書込最大速度:100MB/s
- 容量:128GB
- 用途:Sony α7CR
- 価格:¥11,970(2026年1月19現在)
- 価格(購入時):¥5,590(2026年1月12日)
わずか1週間で価格が倍増していて、本当にタイミングが重要だと実感しました。
速度測定!CrystalDiskMarkの結果
「カタログスペック詐欺」ではないか、以下検証環境で定番ソフト「CrystalDiskMark」で検証
【検証環境】
CPU: Core i7 14700
GPU: RTX 4070 Ti Super
カードリーダー:UHS-II対応高性能リーダー
ソフト:CrystalDiskMark
UHS-I(NX-M2CL128G)の実測値

- 読込速度:約180MB/s
- カタログ値200MB/sに近い数値で合格
- 従来UHS-I(90MB/s)の約2倍
- 数十GBの動画転送が半分の時間に
- 書込速度:約157MB/s
- これは予想外でした。スペック表は30MB/s以上となっていたのに、瞬間的にはUHS-IIより速い
- ただし、後述の持続書込テストでは30MB/s程度に落ちたので、瞬発力特化型っぽいです
UHS-II(NX-F2SE128G)の実測値

- 読込速度:約280MB/s(カタログ通り)
- 書込速度:約100MB/s(カタログ通り)
書込速度でUHS-Iに負けているのは謎でしたが、持続書込では本来の性能を発揮するので問題ありません。
容量偽装チェック:h2testwで安全確認
Amazonで買って本当に大丈夫?
Amazonなどで安すぎるカードを買うと、表示容量(128GB)があるのに、実際には32GBしか書き込めない「容量偽装」に遭遇することがあります。
特に販売店には注意で、Amazon販売・発送を行っている商品以外は避けたほうがいいと思います。
UHS-I(NX-M2CL128G)の結果

- エラー:ゼロ
- 書込速度:約30MB/s
- 全容量使用可能(詐欺なし!)
UHS-II(NX-F2SE128G)の結果(参考)

- エラー:ゼロ
- 全容量使用可能(詐欺なし!)
実戦投入:UHS-I(NX-M2CL128G)の各カメラでの使用感
DJI Osmo Pocket 3での使用
- 4K/60p撮影
- 問題なく記録可能
- 30分以上の連続撮影でもエラーなし
- カメラ本体の発熱はすれど、カード自体特に気にならず
- PC転送速度
- 30GBの動画ファイルを約3分で転送
- 従来のUHS-I(90MB/s)なら6分かかっていたので、体感で速くなった
正直、Osmo Pocket 3用途なら全く不満ありません。
Sony α7CRでの使用
試しに他社製の同等UHS-Iカード(読込200MB/s対応)をアダプタ経由でα7CRに挿入し、4K60pの記録設定を確認してみました。


【結果】
- 150Mbps:選択可能
- 200Mbps:「UHS-IIカードを使用してください」と表示され選択不可
残念ながらα7CRの最高画質(200Mbps)では使えませんでした。速度的には書き込めるはずですが、カメラ側の仕様で制限されているようです。
ただし、150Mbpsでも十分高画質ですし、連写を多用するわけでもなので趣味の範囲なら問題ないと判断しました。
どんな人に向いている?向いていない?
こんな人にオススメ
Osmo Pocket 3、GoPro、Insta360などのアクションカムユーザー
→標準的な4K撮影なら全く問題なし
α7シリーズで150Mbps以下の設定で撮影する人
→最高画質は使えないけど、実用十分
週末に趣味で撮影する人
→プロ用途じゃないなら、コスパ重視が正解
SDカードに1万円以上出すのは躊躇する人
→浮いた予算でレンズフィルター、マイク、三脚など、撮影を豊かにする機材が買えます
こんな人はUHS-IIを選ぶべき
常に200Mbps以上の高ビットレートで撮影する
→α7シリーズのS&Q設定など、最高画質が必須ならUHS-II
連写メインのスポーツ撮影や野鳥撮影
→書き込み速度が重要なので、UHS-IIの方が安心
仕事で使う、失敗が許されない
→プロ用途なら多少高くても確実性を取るべき
今買うべきか?待つべきか?
価格が落ち着くのを待つのはリスク
「もう少し待てば安くなるかも」と思いたいところですが、AI需要は2026年も続く見込み。むしろ在庫がさらに減る可能性もあります。
「必要なスペック」を見極めることが重要
- 最高を求めるならUHS-II → プロ用途、高ビットレート常用
- 快適さとコスパのバランスなら高速UHS-I → 週末の趣味撮影、標準的な4K
- とにかく安く済ませたいなら従来UHS-I → 写真メイン、動画はたまに
私の場合、UHS-IIとの差額5,000円で買えるもの
- NDフィルター
- レンズプロテクター
- ミニ三脚 など
こっちの方が撮影の幅が広がると判断しました。
まとめ:2026年のSDカード選びの新基準
SDカード市場が混乱している今だからこそ、「本当に必要なスペック」を冷静に見極めることが大切です。
私の結論は、Nextorageの読込200MB/s対応UHS-Iカードが、コスパと快適さのベストバランス。
もちろん、プロ用途や最高画質を求めるならUHS-IIを選ぶべきですが、週末に趣味で撮影する程度なら、高速UHS-Iで十分満足できます。
浮いた予算で撮影環境を充実させる方が、結果的に良い作品が撮れると思いませんか?
「最高を求めたらUHS-II。でも、財布に優しく適度な快適さを手に入れるなら高速UHS-I」
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