PGYTECH CreateMateレビュー。SDカードケースとカードリーダーをひとつに

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SDカードケース、カードリーダー、短いケーブル。外で写真を撮ると、この3つが地味に散らばる。バッグの小さいポケットに入れたはずなのに、帰ってきてから探す。あの時間がわりと嫌だった。

PGYTECH CreateMate高速ミニカードリーダーケースは、その面倒をひとつにまとめる道具。カードを入れておけるケースであり、そのままUSB Type-Cのカードリーダーにもなる。

先に書くと、万人向けの必需品ではない。ただ、SDカードとmicroSDを複数持ち歩く人、撮影後すぐスマホやPCに取り込みたい人にはかなり相性がいい。

PGYTECH CreateMate本体。カードケースとリーダーが一体になっています。
目次

これはカードケースというより、持ち出しの整理道具

収納できるのは、SDカード2枚とmicroSDカード4枚。カメラ用のSD、アクションカメラ用のmicroSD、予備カード。このあたりをまとめておくにはちょうどいい枚数だ。

普通のカードケースと違うのは、読み込みまでここで済むこと。USB Type-Cケーブルが一体になっているので、スマホやiPad、Macにそのままつなげる。カードケースを開ける、カードを出す、別のリーダーを探す、という流れが一段短くなる。

フタを開けると、SDカードとmicroSDカードをまとめて収納できます。

主な仕様。まず数字で見る

項目内容
製品名CreateMate High-speed Mini Card Reader Case
収納枚数SDカード2枚 / microSDカード4枚
対応カードSD / microSD、UHS-II / UHS-I、SD 4.0対応
接続USB Type-C
転送速度最大312MB/s
サイズ60 x 63 x 19mm(約6.0 x 6.3 x 1.9cm、ケーブル除く)
ケーブル込みサイズ97 x 77 x 19mm(約9.7 x 7.7 x 1.9cm)
重量50g

仕様はPGYTECH公式の商品ページの表記を確認した。この記事では、実際に使うときの感覚もあわせてメモしておく。

数字で見ると、ケース部分だけなら約6cm四方。手に持つと「手のひらに収まる」と言ってもいいサイズ感だけど、正確にはカードケースより少し厚みのある小物、というほうが近い。

使ってラクになったところ

カードをしまう場所と読み込む場所が同じ

いちばん良いのはここ。カードの保管場所と読み込み口が同じなので、撮影後の動きが迷子になりにくい。

特に、カメラとアクションカメラを両方使う日。SDとmicroSDが混ざると、どれが使用済みでどれが空きカードか分からなくなりがち。CreateMateはカードの向きや収納位置を決めておけば、少なくとも「どこへ入れたっけ」は減る。

厚めのスマホケースでも干渉しにくい

直挿しタイプのカードリーダーは、スマホケースの厚みとぶつかることがある。CreateMateは短いケーブルでつなぐ形なので、端子まわりの余白に少し逃げがある。

直挿しタイプは、スマホケースによって干渉することがあります。

もちろん、すべてのスマホケースで問題なしとは言い切れない。ただ、直挿しよりは扱いやすい場面が多い。iPadやMacBookにつなぐときも、隣のポートを塞ぎにくい。

旅行や外出時の持ち物が減る

小さいカードリーダーは安くて軽い。でも、カードケースと別に持つと、結局ひとつ増える。CreateMateは「少し厚みのあるカードケース」として持ち出せるので、撮影バッグの中が散らかりにくい。

CreateMateはケーブル式なので、ケースを付けたまま接続しやすいです。

Vlog、旅行、バイクでの走行動画。撮ったあとにスマホへ少しだけ移して確認する用途とも相性がいい。

気になったところもある

フタと爪まわりは長く見たい

カードを固定する爪まわりは、日常的に開け閉めする部分。すぐ壊れそう、という印象ではないけれど、長く使ったときの摩耗はまだ見たい。

カードを固定する爪まわりは、長期使用で様子を見たい部分です。

安いカードケースなら、壊れても買い替えればいい。CreateMateはカードリーダー機能も含むぶん、ここが弱ると少し惜しい。雑に投げ込むより、バッグの決まった場所に入れる使い方が合う。

CFexpressカードには対応しない

この製品で読めるのはSDとmicroSD。CFexpress Type A / Type Bを使うカメラなら、別のリーダーが必要になる。

今のところ自分の用途はSDとmicroSD中心なので困っていない。ただ、将来カメラを変えるなら、この点は先に確認しておきたい。

Lightning端子のiPhoneでは使えない

PGYTECH公式でも、OTG転送にはOTG対応のType-C端子が必要とされている。Lightning端子のiPhoneは対象外。Type-CのiPhone、iPad、Android、Mac、PCで使う前提で考えるのが自然だ。

合う人、合わない人

合うのは、カードを複数枚持ち歩く人。カメラ、アクションカメラ、ドローン、ICレコーダーなど、SDとmicroSDが混ざる人には使いやすい。

  • SDカードとmicroSDをまとめて持ち歩きたい
  • 外出先でスマホやiPadに写真・動画を取り込みたい
  • カードケースとカードリーダーを別々に探すのが面倒
  • 旅行や撮影散歩の荷物を少し減らしたい

逆に、カードが1枚だけで足りる人、PCの内蔵スロットだけで完結している人には過剰かもしれない。カードケース単体ならもっと安いものがある。

価格を見ると、カードケース単体よりは高い

CreateMateは、ただのカードケースとして見ると高め。ただ、UHS-II対応のカードリーダーとカードケースを別々に買うことを考えると、そこまで変な価格ではない。

個人的には、速度よりも「持ち物がひとつにまとまる」ことの価値が大きかった。撮影後、カードを出して、リーダーを探して、端子の向きを見て、という小さな手間が減る。こういう道具は、使うたびにじわっと効く。

使う前に引っかかったこと

UHS-Iカードでも意味はある?

ある。ただし、転送速度はカード側の上限に引っ張られる。UHS-Iカードを挿したからといって、UHS-II並みに速くなるわけではない。

それでも、カードケースとリーダーを一体化できるメリットは残る。速度目的だけでなく、整理目的で選ぶ道具だと思う。

普段のカードケースとして使える?

使える。むしろ普段からカードケースとして持っておき、必要なときだけ読み込みにも使う、という位置づけがしっくりくる。

ただし、防水ケースのように濡れた場所へ気軽に置くものではない。撮影バッグやポーチの中で管理する小物、という扱いがよさそう。

スマホに直接つなぐなら何を確認する?

まず端子がUSB Type-Cであること。次に、スマホやタブレット側がOTGに対応していること。さらに、ケースの厚みや端子まわりの形状も見ておきたい。

このあたりは製品の問題というより、接続先との相性。購入前に自分の端末を確認したほうが安全だ。

まとめ。小さい道具だけど、撮影後の手間を減らしてくれる

PGYTECH CreateMateは、派手なガジェットではない。できることも分かりやすい。SDカードとmicroSDを入れておけて、そのまま読み込める。それだけ。

でも、撮影のあとに発生する小さな手間を減らすにはちょうどいい。カードを探す、リーダーを探す、ケーブルを探す。そういう時間を減らしたい人には、かなり相性のいい道具だと思う。

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週末に写真を撮ったり、ガジェットを試したり、旅行にでかけたり。買ってよかったものも、つまずいたところも、あとから見返せるように残していくブログです。

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この記事を書いた人

WPG | Makotoのアバター WPG | Makoto Webサイト『WeekendPhotoGear』管理人

システムエンジニアとして働く社会人。
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